秋冬になったら使おうと思っていた香水、結局ほとんど忘れてしまい、あーグルマン嗅ぎたい、グルマングルマンと思って、でも自分で選べないのでセレクトしてもらったらPRADAのキャンディナイトと、GUERLAINのラ・プティット・ノワールが入ってて、いや、ラ・プティット・ノワールは使ったことあるわ! そして、PRADAのキャンディも嗅いだことあるわ!若い子の香りだわ!って思いました。
キャンディはいかにもバニラ系だったけど、キャンディ・ナイトはチョコレート。30代半ばにはギリギリな感じ。もっと可愛らしい感じの人には合うのかも。
ラ・プティット・ノワールは、多分アンソレンスを買ったときにサンプルで貰ったんですよね。6年くらい前だと思う。夏につけた記憶しかないです。今、つけている限りは可愛い女の子の香り(チェリーとベルガモット)なんですが、夏つけたときはもっとどっしりした香りだった気がする。というかGUERLAINの甘い香りなら、マイアンソレンスが気になってたんだよな、と思ったけど廃盤なんですね。
香水は自分のためにつけるものですが、ラ・プティット・ノワールと、toccaの香水をつけたときはいい香りがする、と男性に言われたんですよ。いや、「あなたの匂いが忘れられない」と、「いい香りがする」だな。
あなたの匂い、というのは香水だけとは限定しがたいし、いい香りも結局香水かどうかは分からないんです。最初付き合った相手は香水がいい匂いだね、と言ったけど、それは嬉しいかというと微妙だよね。

もしかしたら私は良い香りではなくて、香水という情報に溺れているのかもしれない。だからニッチフレグランスが好きなんだと思う。香水の元になっているネタがいちいち好きなんだもの。そして、それを自分でつけて完結してしまう。

ものすごく急な角度の坂を登っている夢を見た。そこを登らないと家に帰れない。好きな人がお父さんと一緒に犬を連れて降りてくる。本当に好きな人が飼っているシェルティ。私は坂がきついな、と思いつつ、好きな人に声をかけられずに終わる。
試練を越えたら、またあなたに会えますか。私はあなたの首筋に、顔を埋めたくてたまらなかったな。