金カムの推しと好きな小説の話

金カムに沼りました。抜けられません。
ちなみに推しは月島軍曹です。おかしいなぁ、最初は特に推しはおらず、キロちゃんかっこいいな、とか、鯉登可愛いなとか思ってて、気がついたら朝も昼も夜も月島さんのことしか考えられなくなりました。頭がおかしくなってしまったんだなぁと思って、月島さんに依存しないように、他の人のMMDを見たりしています。で、数年前に離れたAPHのMMDを見出したりして、飽きて佐渡弁の動画を漁り出したりするのです。誰かを好きになったら、全部その人にまつわることを知りたくなる。だから、私がいちばん行きたい場所は月島さんの出身地である佐渡島なのです(単純に昔から興味のある場所でもある)

アプリで2周して、アニメで復習してるくらいの人間ですから、理解は浅いんだと思います。特に後半は全然読めてない。
だからこれから書くことは、あくまで途中までの月島さんについての解釈です。

地域の嫌われものである父親の子供である幼い頃の基少年は、悪童と呼ばれていました。そんな彼を唯一名前で呼ぶのがいご草ちゃん。
勝手に自分の幼い頃と比べてしまいました。なんとなく地域に馴染めなくて、家にも学校にも居場所のない子供だったので。それはものすごく辛いことだし、ずっと影響していくことでもあるんですね。
けれど、紆余曲折あって月島さんはいご草ちゃんと結ばれません。それどころか、実の父親を殺してしまいます。尊属殺人なので、死刑の身です。しかし、彼は憎い父親を殺せたから満足だ、と言ってしまう。
自分が死刑になっても父親を殺せたから良かっただなんて、どれ程ひどい父親だったのだろうと思ってしまいます。他の家族の存在は謎です。さすがに一人っ子ではないのかなぁと。名前の印象からすると長男ぽいけどどうなんだろう。
で、その最悪の状況から救いだしたのは鶴見中尉なわけですね。これ、西洋占星術で見ると太陽のハードアスペクトっぽいよね。まぁ、鶴見中尉って太陽と冥王星アスペクトって感じだよね。

で、この救いのない環境の中、美しい思い出を糧に生きてくのって既視感があるな、と思って、思い出したんですよ。嶽本野ばらのエミリーという小説を。これは、10代から20代前半までの私のバイブルでした。これもまた、救いのない環境の中、刹那結ばれた2人の話です。

多分私の頭の中には、こういう考えがこびりついてしまってるんですよね。途切れながらも続く幸せ(スピッツのスピカの歌詞を参照)ではなく、地獄を生き抜くための快楽に近い刹那があったほうがいいな、と。だから、誰かと過ごす日常である結婚に憧れないんだと思います。
でも、リアルに月島さんがいたら結婚したいです。切実に。